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Visual C# bseデータ変換を持たせた点字⇔墨字変換プログラムの作成

ここで選択したものが点字訳・墨字訳・ヘッダー編集の対象になります。


ヘッダーの作り方が良くわからなかったので、「T・エディタ」作成者である[ 加藤文彦 様 ]にお尋ねして、作成しました。


前回までの物にbseファイル表示用のテキストボックスを追加して、3つのコントロールが重なっています。どれか1つをVisible=true;とすることで目に見えます。

 

bseデータの作成は、すべての文字を「T・エディタ3」に入力して作成したbseファイルをメモ帳で見て関係を調べました。

 

それに従って入力文字をbseデータに変換してテーブルに書きます。1ページ目にはヘッダー情報も一緒に表示することにしました。(テーブルにはヘッダー情報は含みません。ヘッダーはヘッダーテーブルだけに書かれます。)

 

複数ページあるテーブルデータを合成してbseファイル出力する場合には、最後のページ以外はLPPになるまで改行コードを入れてページの体裁を崩さないようにしました。


Visual C# は UTF-16 エンコードです。 bseファイルはBOM無しのUTF-8 エンコードのファイルですのでそれに合わせてファイル出力します。

拡張子は[.bse]です。

それを「T・エディタ3」で開くと1番目と2番目の画像になります。「メモ帳」で見たのが最後の画像です。問題なくbse変換出来ています。


点訳挿入符の付いた文章の例。

点訳入力画面では[入]~[入]までの間が挿入部分になります。

それをbse変換すると[77]~[77]の間となります。

結果を「T・エディタ3」で見ると[2,3,5,6]の点が付いた物が2個ずつ並んでいます。

正しく変換されています。


これで bseファイル変換が正しく出来のようになりましたので、点字プリンターへもうまく出力できそうです。

私の夢に一歩近づいたと言えます。