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ネックストラップ型スマホホルダーの製作

 

私は耳が遠いのでスマホをポケットに入れていると着信音がわかりません。なので首から下げて胸の辺りでスマホの着信音が鳴るようにします。

以前のスマホでもそうしていました。今度スマホを新しくしたのでそれに合わせて作り直しました。

レザークラフトを少ししたことがあるので革を使ってネックストラップ型スマホホルダーを作りました。

型紙作り

 

先ずスマホのサイズを測って型紙を作ります。

私の新しいスマホは Huawei P30 light なので着信などのランプが先端で光るのでそこにもスリット状に穴を開けてわかるようにしました。

革をカット

 

型紙に合わせて革をカットします。表面は厚さ 1.2mm 、裏面は厚さ 2.0mm の革を使いました。

裏面の革には型紙がありません。幅は表面の革を折りたたんだ幅です。長さはスマホ本体より 10mm 程長くしました。

染色

 

革用の染料で染色します。先ず革全体を水で濡らします。それから2倍程度に薄めた染料をスポンジなどに含ませて塗ります。少し時間を置いて2回塗りました。色は紺色にしました。

乾燥

 

乾燥させます。自然乾燥が良いのですが時間の関係でヘアドライヤーで乾かしました。この場合乾燥させすぎると革が縮んでしまうので注意が必要です。

接着

 

表の革の折り曲げた端の部分を裏側の革に接着します。後で糸で縫う為仮止め程度なので木工ボンドで接着しました。

菱目打ち

 

菱目打ちという道具を使って糸で縫うための穴を開けます。外側から 3mm の位置に開けていきます。

菱目打ちは1本刃、2本刃、4本刃、7本刃を使い分けて開けます。

下側にはゴム板を敷いて木槌で叩いて行います。

糸で縫う

 

糸で縫います。使う糸は蝋引きの糸です。色は青を使いました。

糸の長さを縫う長さの 2.5 倍に切り、両端に針を付けます。そして糸の真ん中から縫い始めます。一つの穴に表と裏の両側から糸を通して丈夫に縫います。

縫い上がり

 

縫い上がりです。1時間余かかりました。

ハトメリング取付け

 

首からぶら下げる部品を取り付けるために穴を開けハトメリングを付けます。

オイル塗り

 

革用のオイルで拭き上げます。艶が出て水濡れにも耐久性が出来ます。

首から下げるリボン状の部品は前のものを流用しています。

完成

 

完成しました。サイズはピッタリ合っていました。

首から下げてみましたがちょっと重く感じました